静岡県内フルートアンサンブルのご紹介

フルートアンサンプル「ピポ」

フルートアンサンプル「ピポ」副代表 渡辺尚子

「もっと、アンサンブルをやりたいね!」の声から、私達、フノレートアンサンプル『ピポ』は結成されました。講師は、杉山 守先生です。

当グループは、普段、杉山先生の個人レッスンを受けているメンバーが集まってできました。
そのいきさつは、毎年行う、フルート合宿にて。この合宿では、まず、即席でアンサンブルチームを組みます。

一日目は、曲の練習とレッスンです。その後、おいしい夕食をいただきながらのフルート談義、食後のお勉強会の後は、再び和気藹々と宴会です。

二日目は、昨日必死にやった練習とレッスンの記憶をたどりながら、各チームとも本番に臨みます。程よい緊張感が心地よいものです。最後に、全員で合奏をして盛大に?発表会を終演します。
ハードなスケジュールで行われるこの合宿ですが、とても充実した、音楽に満たされた時間を過ごすことができます。

このような合宿を重ねていくうちに、みんな、年一回だけでなく、もっと頻繁にアンサンブルができるといいね、という話になりました。普段のレッスンではソロ演奏なので、合奏する機会が増えたら楽しいだろうと思ったのです。

こうして、私達ピポは誕生しました。今では、直接、杉山先生のレッスンを受けている人ばかりではなく、会員の友達が入会したりしてにぎやかに活動しています。

現在、フルート協会のイベントや、地元の文化祭芸能発表会、依頼演奏などの本番に向けて、2か月に3回のペースで練習しています。
このような、聴いて頂くという環境の中、みんなで曲を作り上げていくのは、とても楽しい作業です。一人では味わえない感情を持つことができます。合奏するまでの、個人練習にも熱が入るのでは?

私がフルートと出会って数十年。こんなに長く吹き続けられたのは、単純に楽しいからだと思います。フルートを通じ、人、場所、曲、楽器など、様々な出会いがあります。それらによって生まれる、刺激的な空間が面白く、今に至っているのだと感じています。
最近のピポ活動では、フルートフェスティバルに向けての練習です。パフォーマンス部門での出場ということもあって、演奏以外の演技の方ももう特訓中です。

新しい出会いにわくわくしながら、次へ次へと音楽をつなげていきたいと思っています。